ファイアウォールルールの処理順序について
スマートファイアウォールは、プログラムルールよりも先にトラフィックルールを処理します。たとえば、Microsoft Edge ブラウザがポート 80 を使って TCP プロトコルでインターネットにアクセスすることを許可するプログラムルールと、すべてのアプリケーションに対してポート 80 を介した TCP 通信を遮断するトラフィックルールがあるとします。ノートンはプログラムルールよりトラフィックルールを優先するため、Edge ブラウザはインターネットにアクセスできません。
トラフィックルールのリスト内ではルールは上から下の出現順に処理されます。[プログラムルール]項目は順番には処理されません。ただし、それぞれの[プログラムルール]項目内のルールは上から下の出現順に処理されます。
たとえば、他のパソコンでのアプリケーションの使用を遮断するリモートデスクトップアプリケーションのプログラムルールがあるとします。特定のパソコンでの使用を許可する同じアプリケーションの別のルールを追加します。次に、[プログラムルール]リストで、元のルールより前に新しいルールを移動します。ノートンは新しいルールを最初に処理し、特定のパソコンでのリモートデスクトップアプリケーションの使用を可能にします。その後、元のルールを処理し、その他のパソコンでのアプリケーションの使用を防止します。
さらに詳しくは、以下を参照してください。
文書番号(ID): v1028031
オペレーティングシステム: Windows
最終更新日: 2023/09/06
オペレーティングシステム: Windows
最終更新日: 2023/09/06