サイバー詐欺とその回避方法

ノートンを装った多くの電子メールや SMS は、返信しないユーザーに対して「クレジットカードに請求する」と脅すことにより、緊急性を演出します。このような電子メールには、ウイルス対策の設定の期限切れやパソコンの感染に関する警告も含まれていることがあります。ほとんどの場合、緊急な対応を求める内容となっています (誰かに連絡する、なりすましサイトにサインオンする、添付ファイルを開く、800 番に電話する、個人情報やアカウント情報を送信するなど)。

不審な電子メールに記載されているリンクは決してクリックしないでください。このような不審な電子メールは、添付ファイルとして spam@norton.com に転送してください。

サンプル電子メール:

犯罪者の中には、信頼できる企業 (PayPal や Microsoft など) を装って電子メールを送信してくる者もいます。電子メールには、ノートンのライセンス延長の通知が含まれ、請求書が添付されたり、保留中のクレジットカードの請求を取り消すための連絡先 (電話番号) が記載されています。

このような詐欺の被害に遭わないためには、あまりにも好条件の特典に気をつけ、その特典の案内文に誤字や脱字、文法の間違いなどがないかを確認することです。

ソフトウェアサポートプロバイダを装った会社が主要なテクノロジー会社に代わってソフトウェアサポートサービスを提供すると偽り、個人情報にアクセスして、個人情報を不正に利用します。有名な会社との関係を偽って個人ユーザーの信頼を獲得し、パソコンがウイルスやマルウェアに感染する恐怖につけこみます。多くの人々が役に立たないソフトウェアと偽のサポートサービスに数百ドルを支払っています。犯罪者がパソコンにアクセスすることを可能にする危険なソフトウェアを気付かないうちにダウンロードしてしまうことも少なくありません。詳しくは、テクニカルサポート詐欺を参照してください。

ソーシャルメディア詐欺とは、ニュースフィードに表示されるさまざまな投稿のことです。いずれも、マルウェアが仕込まれている恐れのあるリンクをクリックさせるのが目的です。各種のソーシャルメディア詐欺について詳しくは、ソーシャルメディア詐欺についてを参照してください。

携帯電話を利用する詐欺はさまざまな形で試みられますが、最も一般的なのはフィッシングアプリと詐欺 SMS を使用します。フィッシングメールと同様、これらは本物のアプリや SMS に見えるように設計されています。目的はフィッシングメールと同じですが、電子メールの代わりに偽のアプリや SMS/TXT を使用してマルウェアを送り込みます。