Windows 用ノートン パワーイレイサーのチュートリアル
ノートン パワーイレイサーは、ダウンロードして実行可能な無料ツールで、コンピュータから脅威を削除します。ノートン製品またはノートン以外のセキュリティ製品を使用している場合でも、このツールを実行して脅威をスキャンできます。通常モードでパソコンを起動できない場合は、セーフモードでこのツールを実行できます。ノートン パワーイレイサーは簡単にダウンロードでき、お使いのパソコンを迅速にスキャンして最も強硬なコンピュータウイルスを検出します。 このツールはインストールする必要がありません。
ノートン パワーイレイサーツールは Microsoft Windows 7 SP1 以降のオペレーティングシステムが動作するパソコンとのみ互換性があります。Mac OS X、WinPE が動作するコンピュータ、Android デバイス、iOS デバイスでは使用できません。
ノートン パワーイレイサーは、強硬な手段を使ってこのような脅威を検出します。正規のプログラムが駆除の対象となるリスクがあります。ファイルを削除する前に、スキャン結果ページを慎重に検討してください。正当なプログラムを誤って削除した場合は、ノートン パワーイレイサーを実行して過去の修復セッションを確認し、元に戻すことができます。
ノートン パワーイレイサーをダウンロードしてシステムの完全スキャンを実行する
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お使いの Windows のバージョンに応じて、以下のいずれかをダウンロードする。
• Windows 64 ビット: ノートン パワーイレイサー
• Windows 32 ビット: ノートン パワーイレイサー -
ブラウザで Ctrl + J キーを押して[ダウンロード]ウィンドウを開き、NPE.exe ファイルをダブルクリックします。
[ユーザーアカウント制御]ウィンドウが表示されたら、[はい]または[続行]をクリックします。
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使用許諾契約を読み、[同意]をクリックします。
すでに使用許諾契約に同意している場合は、再度プロンプトが表示されることはありません。
ノートン パワーイレイサーは新しいバージョンの有無を調べ、新しいバージョンがある場合は自動でダウンロードします。
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ノートン パワーイレイサーのウィンドウで、[システムの完全スキャン]を選択し、[今すぐ実行]をクリックします。
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ルートキットスキャンを含めたい場合は、[設定]をクリックし、[Scan and Log Settings (スキャンとログの設定)]で、[ルートキットスキャンを含める (コンピュータの再起動が必要)]オプションに切り替えます。
コンピュータの再起動を求めるメッセージが表示されたら、[再起動]をクリックします。
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スキャンが完了するまで待ちます。
ファイルやフォルダをスキャンする
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ノートン パワーイレイサーを起動します。
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ノートン パワーイレイサーのウィンドウで、[Scan Files (ファイルをスキャン)]または[Scan Folder (フォルダをスキャン)]を選択して、[今すぐ実行]をクリックします。
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スキャン結果に応じて、次のいずれかを行います。
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[Scan Files (ファイルをスキャン)]の場合: [開く]ウィンドウで、1 つまたは複数のファイルを参照して選択し、[開く]をクリックします。
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[Scan Folder (フォルダをスキャン)]の場合: [Select Folder (フォルダを選択)]ウインドウで、フォルダを選択して、[Select Folder (フォルダを選択)]をクリックします。
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スキャンが完了するまで待ちます。
リスクを解決する
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ノートン パワーイレイサーによるスキャンが完了すると、スキャン結果が表示されます。ノートン パワーイレイサーがリスクと見なすアイテムについては、重大度を高レベルまたは中レベルとして表示します。
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状況に応じて、次のいずれかを行います。
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[No Risks Found, Norton Power Eraser did not detect any risks on your computer (リスクは見つかりませんでした。ノートン パワーイレイサーはコンピュータでリスクを検出しませんでした)]が表示された場合、[完了]をクリックして終了します。
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ファイルが高レベルもしくは中レベルとしてリスト表示された場合は、[修正]のチェックボックスが自動でチェックされます。ファイルの削除をお勧めします。
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脅威に関する詳細情報が必要な場合は、[Primary Target (主なターゲット)]で脅威名をクリックして、詳細を確認します。
[システムの復元]オプションを使用するようにシステムが設定されている場合、ノートン パワーイレイサーにより、修復処理の一環として復元ポイントが自動的に取得されます。
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[今すぐ解決]をクリックします。
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削除を完了するためにパソコンの再起動を求められたら、[今すぐ再起動]をクリックします。
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リスクの削除が正常に完了したら、[完了]をクリックします。
設定を変更する
ノートン パワーイレイサーでは、ネットワークプロキシ、ログ、マルチブートチェック、ルートキットスキャンについて設定するオプションがあります。
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ノートン パワーイレイサーを起動します。
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画面右上にある[設定]をクリックします。
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ネットワークプロキシの設定、スキャンとログの設定、ルートキットスキャン、ならびに言語の選択に関するオプションが表示されます。
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お使いのネットワークのインターネット接続にプロキシ設定を使用している場合、[設定]をクリックしてネットワークプロキシの設定を行います。
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次のいずれかを行います。
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プロキシ設定が不明の場合、[自動的に設定を検出]を選択します。
自動設定スクリプトがある場合、[自動設定スクリプトを使う]を選択し、[URL]フィールドにスクリプトの URL を入力します。
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プロキシサーバーの設定がわかっている場合、[HTTP 接続の場合にプロキシサーバーを使う]を選択し、サーバーのアドレスとポート番号を入力します。
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プロキシサーバーで認証が必要な場合、[ファイアウォールまたはプロキシサーバーへの接続には権限を確認する必要がある]を選択します。ユーザー名とパスワードを入力する。
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ネットワークプロキシ設定の更新が完了したら、[適用]をクリックします。
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不正なファイルのみを表示するには、[不正なファイルのみを表示する]を有効にします。
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デフォルトでは、ノートン パワーイレイサーにはルートキットスキャンは含まれていません。ルートキットスキャンを含めたい場合は、[ルートキットスキャンを含める (コンピュータの再起動が必要)]を有効にします。
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ログを設定する場合は、次のいずれかを行います。
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ログファイルの場所を変更したい場合は、[Scan Results (スキャン結果)]の隣の[変更]をクリックして、新しい場所を選択します。
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ログの履歴を削除したい場合は、[ログファイル]の隣の[削除]をクリックします。
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デフォルトの設定に戻す場合、[デフォルトの設定を使用]をクリックします。
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希望する言語を選択し、[適用]をクリックします。
修復を復元して、以前の修復セッションを元に戻す
ノートン パワーイレイサーがコンピュータのファイルやレジストリファイルを誤って削除したと思われる場合、修復セッションを元に戻して、削除されたファイルやレジストリキーを復元することができます。
バージョン 5.3.x.x のノートン パワーイレイサーで作成された[元に戻す]セッションは、バージョン 6.x.x.x のノートン パワーイレイサーではサポートされていません。
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ノートン パワーイレイサーを起動します。
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ノートン パワーイレイサーウィンドウで、[以前の修正を元に戻す]を選択して、[今すぐ実行]をクリックします。
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[以前の修復セッション]ウィンドウで、元に戻したい修復セッションを選択し、[次へ]をクリックします。
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[以前の修復セッション]ウィンドウで、[元に戻す]をクリックします。
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[完了]をクリックします。
ビデオ
オペレーティングシステム: Windows
最終更新日: 2024/11/11